皆さん、ビタミンEを聞いたことはありますよね?
ビタミンEは、美肌効果や老化防止などに役に立つ脂溶性ビタミンの1種です。
今回はビタミンEの中でも「トコフェロール」について解説していきます!

記事の信頼性:筆者の特徴
・国立大学大学院農学部卒
・某食品会社の研究開発職勤務
トコフェロールとは?どのような機能がある?
ビタミンEにはなぜ美肌効果や老化防止の効果があるのでしょうか。
先に結論から言うと、ビタミンEはかなり強い抗酸化作用があるためです。
その強い抗酸化作用から様々な効果があるとされるビタミンEですが、大きく分けてトコトリエノール群とトコフェロール群の2種類が存在します。
ヒト体内で利用されるのは主にトコフェロールと呼ばれるビタミンEとなっています。
トコフェロールの特徴
トコフェロールにも、α、β、γ、δの4種類が存在しています。その中でもαトコフェロールは、体内のビタミンEの大部分を占めること、吸収性が最も高いことから、食事摂取基準に採用されています。
合成?天然?αトコフェロールにも製造方法に違いがある。
体内への吸収性が高いαトコフェロールですが、製造方法によって天然品と合成品で分かれます。
天然品をd-αトコフェロール、合成品をdl-αトコフェロールと呼びます。
合成品は天然品と比較して、その安定性を高めるために抗酸化作用を発揮する箇所に安定性を向上させる物質をつけています。
そのため合成品は価格は安いですが、抗酸化作用をより強く発揮するのは天然品のトコフェロールということになります。
トコフェロールの効果は?美肌やアンチエイジングに効くのか
「若返りのビタミン」とも呼ばれるトコフェロールには強い抗酸化作用があり、肌荒れの原因となる肌の酸化を防いだり、血行促進作用があるのでくすみ改善に効果があります。
以下にその効果を記載します。
・抗酸化作用による美肌効果
・血行促進によるくすみ改善
・抗酸化作用による老化予防
・ホルモンバランスの調整
・血行促進による疲れや肩こりの緩和
・血行促進による動脈硬化や血栓の予防

このようにトコフェロールには本当に様々な効果があり、美容や健康には欠かせない栄養素の1つとなっています。
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トコフェロールの1日当たりの摂取目安量は?
1日当たりの摂取目安量
厚生労働省は1日当たりのビタミンE摂取の目安量を
男性は、
18歳~49歳で6.0mg
50歳~74歳で7.0mg
75歳以上で6.5mg
女性は
18歳~29歳で5.0mg
30歳~49歳で5.5mg
50歳~64歳で6.0mg
65歳以上で6.5mg
と設定しています。
ビタミンEが多く含まれている食べ物は?
ビタミンEが多く含まれている食べ物はアーモンドなどのナッツ類やブロッコリーなどに多く含まれています。
アーモンドには100gあたり約30mg含まれており、ブロッコリーには100gあたり3mg含まれています。
摂取基準量を満たすには20代の女性なら1日にアーモンドを16g、ブロッコリーなら200g食べればよい計算となります。

カゴメ:アーモンドブリーズ
カゴメの「アーモンドブリーズ」はカリフォルニアの契約農園で取れたアーモンド使用のアーモンドミルクです。
αトコフェロールが13.3mg入っており、これを飲むだけで1日のビタミンEを摂取することが出来ます。
カゴメが使用しているトコフェロールは自然由来で吸収性が高いことも特徴です。砂糖も入っていない低カロリー設計のため高カロリーの心配もなく、毎日美味しく飲むことが出来ます。
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