アントシアニンの効果で視力を守る！目の健康をサポートする食品とは

最近、スマートフォンの見すぎや、仕事の長時間のパソコン作業で目が疲れてきていませんか？そういった眼精疲労の軽減に役立つ物質があることをご存じでしょうか。「アントシアニン」はブルーベリーなどに多く含まれる物質で、近年目の健康をサポートする成分として注目されています！

コマーシャルなどで「アントシアニン」の名前を聞いたことがある人も多いかもしれませんね。ただ、アントシアニンがなぜ目に良いかを理解している人は少ないと思います。この記事ではなぜアントシアニンは目に良いのか、アントシアニンを摂るのにおすすめの食品を解説してきます！

・国立大学大学院農学部卒

・某食品会社の研究開発職勤務

目の疲れなどに効くアントシアニンとはどういう物質なの？

アントシアニンは、ポリフェノールの一種であり、ブルーベリーやカシスなどに豊富に含まれる天然の色素成分です。水溶性のフラボノイドであり、植物の果実や花に紫や青、赤色をもたらす役割を持っています。紅葉の色づきも、このアントシアニンが引き起こす現象です。

アントシアニンは着色料としても使われており、ムラサキイモ色素やアカダイコン色素などがアントシアニンを主成分とする着色料で、原材料であるアカダイコンからアントシアニンを抽出して使われています。

このアントシアニンは機能性の面でも注目度が高い物質です。特に目の健康をサポートする成分として注目されており、視力の維持や眼精疲労の軽減に役立つことが報告されています。

目に好影響を与えるアントシアニンですが、具体的にはどのような影響があるのでしょうか。

そもそも人はどのようにして「見る」ことが出来ているのかご存じですか？目の中にある「ロドプシン」という視神経の色素を分解と再合成を繰り返すことで「見る」ことが出来ます。このロドプシンはパソコンやスマホのしすぎで数が減ってしまうため、目の疲れや視力の低下を招きます。

アントシアニンは、ロドプシンの再合成を助ける働きがあり、眼精疲労などに非常に効果があります。「食の科学」によると、眼精疲労がある人に3カ月間アントシアニンを摂り続けてもらったところ、「目の疲れに影響する瞳孔の大きさが改善し、全員の視力が向上した」という研究報告もあります。

アントシアニンには血行促進作用もあります。年齢を重ねて血流の流れが悪くなると、目に酸素や栄養素がうまく届けられなくなり、視力低下などに繋がります。

アントシアニンの血行促進作用によって目の血流を改善することが出来るため、酸素や栄養素を効率良く届けることが出来るようになり、視力の維持に役立つと考えられています。

アントシアニンの抗酸化作用は、目の健康を脅かす疾患のリスクを軽減する可能性があります。例えば白内障は目にある水晶体のタンパク質が活性酸素によって酸化し、白く濁ることで発症します。

アントシアニンの抗酸化作用によって、活性酸素などから目の細胞を守り、健康な視力を維持するのに役立ちます。

このようにアントシアニンには様々な効果があります！

目の健康にとって良い働きをするアントシアニンですが、多く含む食品はなにがあるのでしょうか。代表的なものにブルーベリーやカシスがあります。それぞれブルーベリーが100gあたり100mg、カシスが300mg程度含まれています。

ただ、特におすすめなのはビルベリーで、アントシアニンを100gあたり450mg含んでおり、ブルーベリーの約4倍です。

ビルベリーの摂取でおすすめなのが、UHA味覚糖の「凄いビルベリーのど飴」です。こちらは1袋あたり148mgのアントシアニンが入っており、舐めるだけでアントシアニンを摂取できるお菓子です。

仕事中にお菓子を食べて息抜きをしている人は多いのではないでしょうか。そこで、この「凄いビルベリーのど飴」を仕事中に舐めることで、リフレッシュに加えて眼精疲労の改善も出来る優れものです！お値段も1袋あたり350円とお得なので、一度試してみてはいかがですか？